調理時間:180分以下
自宅でトリッパが食べたい!
こんな方におすすめしたいレシピです。
このレシピを作った人
ぼくはイタリアンレストランでトリッパのトマト煮込みを食べて以来、トリッパに夢中。
いろいろ試行錯誤してたどり着いた自宅で作るトリッパレシピを紹介します。
手間がかかるけど、そのおいしさときたら食べたらおもわず笑顔になります。
トリッパのトマト煮込みを作ろう!
トリッパのトマト煮込みはレストランで食べると、少ししか出てこなくて1,000円くらいします。
うーん、高い。
「もっと食べたい!」「家でも食べたい!」という気持ちが押さえられなくて、東京に住んでいるときは定期的に作っていました。
しかし、トリッパ冬の時代が訪れます。
大阪に引っ越してからは材料となるハチノスが売っていなくて作れませんでした。
ずっと探していたところ、ついに見つけました。
大阪鶴橋のコリアンタウンでハチノスを発見!
キターーーーーッ!
というわけで、ちょっぴり興奮しながらレシピを紹介します。
トリッパのトマト煮込みの材料
これがメインの食材であるハチノスです。
牛の2番目の胃。表面が蜂の巣に似ているからハチノス。
焼肉でもよく見かける部位です。焼肉で食べると、かなり弾力があります。
ハチノスは東京では肉のハナマサ(業務用スーパー)で買っていました。
大阪なら鶴橋のコリアンタウンで売っています。
それ以外だと楽天の肉専門店で買うしかないみたい。
材料が多くて、手間もかかるのがトリッパのトマト煮込みの弱点。。。
でも、手間をかけた分だけおいしくなるので、努力が報われます。
- ハチノス:1.2キロ
- たまねぎ:2個
- にんじん:1本
- セロリ:2本
- にんにく:6かけ
- トマトソース:2缶(ホールトマト可)
- オリーブオイル:大さじ3
- コンソメ(固形スープの素):3個
- 唐辛子:1本
- 粉チーズ:大さじ3
- ローリエ:2枚
- ローズマリー:大さじ1
- オレガノ:大さじ1
- タイム:大さじ1
- 塩・こしょう:適量
ぼくの場合、1度にたくさん作って冷凍したりしています。
なのでレシピも5〜6人分になっています。
トリッパのトマト煮込みの作り方
にんにくは薄くスライス、玉ねぎも薄切り。にんんじんとセロリ(葉を取る)はみじん切りにしておきます。
ハチノスは臭みが強いので茹でこぼします。
水からハチノスを入れて、沸騰したら5分ほど煮ます。ゆで汁は全て捨てて、ハチノスを水で丁寧に洗います。
匂いに敏感な人は、この工程を2〜3回してください。
ハチノスの表面に汚れなどがあったら臭みの原因なので取り除きます。
下処理をしたハチノスを短冊状に切ります。縦4センチ、横1センチくらいです。
大きめの鍋にオリーブオイル大さじ3とにんにくを入れて香りを出していきます。
にんにくの香りが出たら、野菜を入れてしんなりするまで炒めます。
鍋にハチノス、トマトソース2缶、唐辛子1本、コンソメ(固形スープの素)3個、ローリエ2枚、ローズマリー大さじ1、オレガノ大さじ1、タイム大さじ1、水700ccを入れます。
一度沸騰させたら、あとは弱中火にして2時間ほど煮込みます。2時間も煮込むってビックリするよね(笑)。
2時間ほど煮ると水分も半分以下になっています。
そこに粉チーズ大さじ3を加えて、さらに15〜20分煮込みます。水分が減って焦げやすくなっているので、目を離さないでかき混ぜてあげてください。
ほぼ水分がなくなったら塩とこしょうで味を整えてください。
すぐに食べてもおいしいのですが、一晩置いたほうが味が染み込んでグッとおいしいです。
やっと完成!
あぁ、食べるのが楽しみや!
思わず笑顔になる絶品料理!トリッパのトマト煮込み
きみに会いたかったよ、トリッパ!
手間ひまかけてじっくり煮込んだトリッパは絶品なんですよね。
パクッ。
あぁ、いかん。人を堕落させるおいしさや。思わず笑顔がこぼれる。
食べる手が止まりません。脳が右手に「もっとだ!もっと食わせろ!」と命令を出し続けています。
ハーブや野菜のおかげで臭みは全くないです。
やわらかくなったトリッパに濃厚なトマトソースが絡みついて絶品です。
うちの奥さんも久しぶりに食べて、「これやー、これが食べたかったー!」と狂喜乱舞。
大盛り2杯も食べていました(笑)。
まとめ:パンやワインにメチャクチャ合う
ワインやパンによく合います。手間がかかりますが、食べた人を笑顔にしてくれる料理です。
ぜひ家族や好きな人に作ってみてください。
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