調理時間:90分以下
- バズって20万人がいいねしたカレーレシピ
- 手間はかかるけど、めちゃくちゃおいしい
- 市販のカレールーでお店レベルの味に
このレシピを作った人
タイトルは少し挑戦的ですが、本当にぼくの作り方よりおいしい家カレーのレシピがあったら教えてほしいです。
それぐらい自信があるレシピ。
グーグルの口コミ評価3.5以下のお店だったら、絶対負けません。
有名店と勝負できるカレーが自宅で作れます。
ぜひ旦那さんや彼氏に作ってみてください。
おいしすぎて超絶ビックリするはずです。
工程ごとに写真で分かりやすく解説しています。
特製!絶品ポークカレーの作り方
ぼくはレシピ本が大好きで40冊ほど持っています。
そのなかでカレーのレシピ本は10冊以上!
それくらいカレーが大好きなんです。
とくに東京カリ〜番長の水野仁輔さんを尊敬していて、ぼくのレシピは水野さんのレシピを参考にしています。
ちなみにカリ〜番長の水野さんは、こんな人。
すばる流カレーの作り方のこだわり
ささいなことですが、おいしいカレーを作るために自分なりのこだわりがあります。
こだわり1:カレールーは2種類を使う
カレールーはZEPPINとジャワカレーを半分ずつ使っています。
ZEPPINはコクがあるカレールーで、ジャワカレーはスパイシーなカレールー。
この2つを合わせると味に深みが出ます。
市販のルーでかなりレベルの高いカレーができます。
本当にこだわっている人はスパイスから作るんですけど(笑)。
こだわり2:肉は豚バラブロック
関西の家カレーは牛肉を使うのですが、ぼくは豚肉派。
実家が豚肉を使っていたのも理由の1つ。
でも、それ以上に豚バラのほうが肉の旨味とかジューシーさが出ます。
こだわり3:じゃがいもは入れない
家カレーに入っているじゃがいもが好きっていう人も多いと思います。
でも、ぼくは入れません。
じゃがいもを入れると、途中で溶けてしまってカレーの味がぼやけてしまいます。
こだわり4:家カレーに入れる酒はビール
家カレーに入れるお酒ですが、赤ワイン・白ワイン・梅酒・ビールあたりを入れるとおいしくなります。
赤ワイン・白ワインは上品な仕上がり。
梅酒は少し甘めのコクのある味わい。
※入れすぎると甘すぎるので気をつけてください
そしてビールを入れると、ちょうどいい苦味が出てうまさを引き立てます。
ぼくはビール派です。
ワインも捨てがたいけど。
材料(4人分+おかわり)
このレシピの弱点は材料が多いことと手間がかかることなんですよね。
でも、手間をかけた分、本当においしいカレーができます。
- 豚バラブロック:500g
- マッシュルーム:6個
- にんじん:1/2本
- セロリ:1/2本
- にんにく:2かけら
- しょうが:1かけら
- トマト:中1個
- 玉ねぎ:中2個
- ヨーグルト:大さじ3
- ビール200ml
- バター:30g
- クミンシード:小さじ1
※クミンの種。スーパーで売ってます。 - 赤唐辛子:2本
- ローリエ:2枚
- コンソメの素:1個
- 水:600ml
- カレールー:6皿分
—お好みで追加(ぼくは全部入れます)—
- 粉チーズ:小さじ1〜大さじ1→コクがでる
- ソース:小さじ1→味の深みが増す
- みそ:小さじ1→味の深みが増す
- マスタード:小さじ1/2〜1 →酸味
絶品ポークカレーの作り方
マッシュールーム3個(残りは4つ割り)、にんじん、セロリ、にんにく、しょうがをすりおろします。
すごく面倒ですが、これがおいしさの秘訣。
少量の水を入れて、フードプロセッサーやミキサーで粉々にしてもオッケー!
豚バラブロックを大きめに切って、先に油で炒めておきます。
肉の色が変わったら、器にうつします。
さきほどの鍋を、油はそのままにして少し冷まします。
そのあと弱めの中火にして、バターとクミンシードを入れます。
ゆっくり熱すると、クミンシードのスパイシーな香りが出てきます。
クミンシードは炒めすぎて黒く焦げると、苦味が出るので気を付けてください。
クミンシードの香りが出たら、粗みじん切りにした玉ねぎを入れて中火であめ色になるまで炒めます。
途中、鍋の温度が上がりすぎたときは、水を20ccほど入れると鍋の温度が下がって焦げにくくなります。
※みじん切りにした玉ねぎを600w10分レンチンすると時短になります
ヨーグルト、すりおろした野菜、みじん切りにしたトマトを入れて、水分がなくなるまで炒めます。
水分がなくなったらビールを入れて、アルコールを飛ばします。
1〜2分煮て、アルコールの匂いがしなければOK。
炒めた肉とマッシュルーム、赤唐辛子、ローリエ、コンソメの素、水300mlを入れて煮立ったら、残りの水300mlも入れます。
ビールと水を分けて入れることで、うまみがよくなじみます。
沸騰したら弱火&フタをして、20分煮込みます。
アクはこまめに取ります。
アクを取らないと雑味がでるので、手間ですがアクは取ってください。
また、煮込むときに火力が強すぎると、すりおろした野菜が底で焦げて苦味が出てしまいます。
ローリエは煮込みすぎると苦味が出る場合があるので、気になる方は取り除いてください(我が家は入れっぱなしのことが多いです)。
20分煮込んだら、火を止めてからカレールーと粉チーズ、ウスターソース、みそ、マスタードを入れます。
こうすると、よく溶けて口当たりがよくなります。
そのあともう一度火を付けて1〜2分煮込んで完成!
ぼくは味が濃いほうが好きなので、水の分量が少なめになっています。
薄味が好きな場合はカレールーを1かけ少なくしてみてください。
あとは最終手段でお湯を追加して調節してみてください。
絶品カレーをめしあがれ
このポークカレー、味の奥行きがあるカレーに仕上がっています。
さまざまな風味がカレーという枠に収まって、1つにまとまってる一皿。
辛さと酸味とコクのバランスが絶妙です(自分で作っておいてなんですが…)。
ゴロッとした豚肉を噛むと、豚肉の旨味がジュワッと出てきておいしい!
カレーとご飯をまぜて食べれば、おいしさが何倍にも膨らんで口のなかを満たしてくれます。
おかわり確定のウマさ!
1日目はフレッシュなできたてのおいしさ。
2日目はまろやかで深みのあるカレーを味わうことができます。
ぜひ味の変化も楽しんでみてください。
追記:スペアリブで作っても絶品だった
スーパーでスペアリブが安かったので、スペアリブでも作ってみました(黄色い米はターメリックライス)。
スペアリブは豚のバラ肉に骨が付いているだけなんで、イケるだろうと思って。
結果的にこれが大正解!
スペアリブという肉の塊がカレーにのっていると、ドーンッと迫力があって見た目100点。
しかも、骨から出る旨味のせいかカレーのおいしさがアップしている気もします。
ただ、骨付きなので食べづらさや骨の小さなかけらが口に当たる場合があるのがマイナスポイント。
あと、肉が苦手な女子は肉のボリュームが重いかも。
逆に男子だったら、肉の塊でテンション上がると思います。
作るときの注意点としては、煮る時間を少しのばして40分ほど煮込むと肉が骨からホロホロとほぐれて食べやすいです。
お手軽バージョンのレシピを作りました
このレシピの弱点はすごく手間がかかること。
時間と体力に余裕があるときしか作れないんですよね。
でも、カレー大好きなぼくとしては頻繁に食べたい。
っということで、工程を見直してお手軽バージョンを作りました。
時間と手間は、普通にカレーを作るのと変わらないと思います(…たぶん)。
もちろん先に紹介したレシピのほうがおいしいのですが、時間や体力に余裕がないときはお手軽バージョンを作るようにしています。
お手軽バージョンでも満足のおいしさです。
お手軽バージョンのポークカレーレシピ
使う材料は同じですが、工程をかなり省略しています。
簡単にいうと、玉ねぎを炒める/野菜・ヨーグルトの水分を飛ばす工程をなくしました。
ただ、ミキサーが必須なのはごめんなさい。
野菜(マッシュルーム、にんじん、セロリ、にんにく、しょうが、トマト、玉ねぎ)とヨーグルト、ビール、水をミキサーに入れてスープ状にします。
ミキサーの容量やパワーが足りない場合は、何回かに分けてください。
鍋にバターとクミンシードを入れて香りが出たら、肉を入れて両面を焼きます。
肉が焼けたら、そのまま鍋にミキサーでスープ状にした野菜とコンソメ、ローリエ、鷹の爪を入れて沸騰させます。
沸騰したら弱火&フタをして、20分ほど煮込みます。
アクはこまめに取ってください。
20分煮込んだら、カレールーと粉チーズ、ウスターソース、みそ、マスタードを入れて10分さらに煮込んで完成!
お手軽バージョンのできあがり
いくつか工程を省いているので、味の深みはもとのレシピに一歩及ばず。
でも、手軽にこの味が楽しめるなら、アリなんじゃないかと思っています。
まとめ:ひとくち食べた瞬間におかわりしたくなるカレー
自画自賛ですが、ぼくは本当にこのカレーが好き好きでたまらなくて、カレーがなくなると毎回「ジーザス!」と叫びたくなります。
ぜひこのレシピでカレーを作って、彼氏や旦那さんに食べさせてみてください。
絶対に胃袋をギュッとわしづかみにできます。
コメント